こんにちは、夕張市議会議員今川和哉です。
3月の定例市議会が終わりまして、議員2期目の任期最終年度に入りました。
思えば25歳のときから活動させていただき、2015年(平成27年)の統一地方選挙で初当選してから議員は8年目となります。
2期目の任期は来年2023年の4月までということとなりますが、私は次回選挙である2023年の夕張市議会議員選挙には立候補しない意向です。
【このタイミングでの報告について】
政治家の引退といえば、後継を決める場合を除き、決めていてもギリギリまで発表はしないというのが通常です。
早めに報告することにメリットがないこと、情勢によっては出ようかという考え、直前まで様子見したほうが選択肢が多いこと、残り任期の発言力の低下、等が理由でしょう。
しかし、私が最初に立候補しようと考えていたときを思い出すと、「現職の進退がわからないことで協力を得られなかった(地元の〇〇さんが辞めるかわからないうちは応援できないといった)市民の方が多くいた」ため、もし次の選挙を考えている方がいるなら、そういった余計な妨げにならないよう1年前くらいが良いだろうなと考えたところです。
ちなみに、他の選挙に出る予定もありませんので、これにて政治家としては引退終了、ということとなります。
【理由と今後の活動について】
まず、議員の仕事を辞めたいわけではなく、議員の仕事は非常に良い経験となっていました。
私は兼業の議員でありますが、事業の収益と時間を議員の活動にも充てていることで、議員としての活動ができています。
しかし市内人口の減少と、このコロナ禍の様々な事情により、今後5年間を考えると事業の維持に尽力すべき状況であり、活動の時間を含め、事業から議員の活動費用まで捻出していくことが難しくなったということです。
当たり前ですが赤字にならないように「活動を制限しての議員活動」のようなものをやるつもりは元から全くありません。
あくまで議員の任期は4年間、ということで選任されている間は満了まで続けるわけですから「辞める」という表現は適切ではなく、「今任期での引退」のような書き方をさせていただきましたが、引退というのもどこか違和感がありますね。これからも獲得した知識経験は立場にかかわらず活用したいと考えています。
議員になることは地域をよくする手段のひとつであって、地位に就くことが目的ではありません。
当然、議員の立場を離れても地域の課題への取り組みを続けます。
ということで今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、事業についてと夕張市に来てからの10年についてはこちらのnoteもご覧いただければと思います。
https://note.com/imgblog/n/n81b6c52e5d94