こんにちは、夕張市議会議員今川和哉です。
・最近の話
政治家の集まりといえば、前はご想像のとおり飲食が当然でしたが、コロナ以降は壇上でのお話しだけで退場のもの、個別の挨拶や会話は無しだったり、かなり席を離しての講義のような形式だったりします。まあ本来の「政経セミナー」らしいのかもしれません。従前は政経セミナーといいつつも役員の挨拶と宣伝を聞くだけで会食が多かったものです。
ウェブ会議もかなり増えてきました。1日に2~3回の「ウェブ会議ハシゴ」も増えています。
最近だと所属している不動産協会、地方制度研究会、政策学校、若手市議会議員の会がZOOM形式での講義や会議となっています。参加しやすくはなりましたが、議題を決めるだけなら良いのですが、発展的な新しい発想が出にくかったり、ちょっとした横道での重要な論点が話せなかったり、よく話す人と一方で受け身になりがちな人がでたりなど、多少デメリットは感じます。しかし、講義形式の場合はモチベーションの維持以外はかなり有用に思えます。
今年度は若手市議会議員の会北海道ブロックにて私は事務局長を行います。
若手市議会議員の会、本来は全国総会が8月18日・19日に札幌開催であり、せっかくの地元というところだったのですが、総会研修会はZOOMによる遠隔開催となってしまいました。
公的な立場としてはこの宣言・まん防下では中止や遠隔開催にも仕方がない面はありますが、やはりどこの団体もこうなっていると思うと、交通事業者・飲食店・宿泊観光事業者は大変な状況であろうと思います。まるで不要不急の代名詞のように言われ、利用すると自粛意識が低いように言われることもありますが、飲食や娯楽産業・音楽業界で働く人たちにも生活があり、ここで立てている生計には従業員本人や家族の命がかかっている「不要ではない」ものであると理解しなければならないと考えています。
現状の緊急事態宣言のような特定業界イジメや、感染に気を付けつつルール内で利用する方々を叩いて当然という風潮は断固として反対します。
そもそも、この社会は農業と医療だけで成り立っているわけではなく、娯楽産業や飲食観光で得たお金も回りまわって社会の発展を支えたり税金となったりしているわけですし、今の医療設備や社会保障がある程度維持できて、ワクチンも買えているという状況は、あらゆる全産業が持ちつ持たれつで頑張ってきた結果であるはずなんですよね。
もし自分が利用していないからといって産業を廃れさせていまえば、どこかで歪みが来るはずで、重大な部分で悪影響が返ってくるものだと思います。
年内はまだ難しいかもしれませんが、早く無計画にふらっと旅行にいったり、ドミトリーやシェアハウスで宿泊できるような日々に戻りたいですね。
あまり神経質なゼロリスク思考の世の中を将来に残したくはないと思っています。子どもたちをはじめ未成年・学生や若者には窮屈な世の中ではなく色々な経験を自由にさせてあげたいですし、「まだ危険・まだ自粛」は言い出したらキリがなく、どこかで大人が決断して区切りをつけなければならないのでしょう。
賛否両論は当然で、絶対的な正解がある議論ではありませんが、このあたりの議論はしっかりと時期衆議院選挙で行っていただきたいところです。
・9月の第3回定例市議会について
今議会では質問時間の短縮や質問者の制限は行わない通常開催とする見通しです。
なお、去年からしばらく開催見送りを続けていた夜間議会については、今議会の一般質問の日(7~8日あたりにて調整)に予定しています。
9月は会期の途中に決算審査があります。行政常任委員会委員長が決算の委員長を行う取り決めであるため、決算審査については私が委員長となります。
日程・議案については、8月31日の議会運営委員会にて正式に決定される見込みです。
積極的にたくさん傍聴に来てください。と言えるかはわかりませんが、せっかくの夜間開催ですので、普段仕事で行けない市民の方に是非来ていただきたいと思います。
夕張市議会議員 今川和哉