あけましておめでとうございます。今川和哉です。
令和初の元旦、私は30歳になって初のお正月です。
特にいつもと変わりはありませんが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨年は選挙もあり、様々な方にお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も積極的に政治の話や自分の考えを発信していこうと思います。
地方議員は政治の話をすると票を失うだけ、議会日程の広報や活動報告と、地域の集会に参加したことだけを書いているのが一番良い、これが常識かもしれません。
しかし政治家である以上、賛否のあることでもなあなあで先延ばしにせず、しっかり発信するのが未来に対する責任だと思っています。
というわけで、昨今の政治社会で目についたことで思うことについて、少し書いてみたいと思います。
【ジェンダーギャップについて】
「ジェンダーギャップ」という言葉は、最近よく叫ばれるところ
「世代間の不公平」も解消されるべき課題ではないか。
今は、男女の不公平は許されないが、年齢での不公平は当然という風潮がないだろうか?
例えば、政治分野では男女比が何%、女性管理職が何%という統計が出され改善が主張されるが、20代が何%、30代が何%で少ないとはあまり言われることがない、「若者は不利益を受けていて当然」という認識が社会にあるのではないか?
まずは年齢での差別についても即刻辞めるべきだろう。
年々費用が増大し、このままでは若者に多くの負担がかかることが明白である社会保障も「全世代型の社会保障」に転換するべきだ。
若者は低所得でも貯金がなく働けなくても年金などはもらえない、しかし高齢なら貯金が多額でも年金がもらえ医療費も下がる。これは世代差別である。
働ける働けないは年齢だけで決まる問題ではない。医療の必要性も人によるもので、年齢によるものではない。
社会保障が必要な人は、年齢を問わずにいるのである。全世代一律の社会保障というものを考えなくてはならない。
しかし、選挙しか考えない政治家にはこの部分の改革は到底無理だろう、この点、高齢者にも目先の自分の利益だけでなく、現実的な未来を見据えた投票行動が求められる。
【ダブルスタンダードになっていないか】
その主張はダブルスタンダードではないか?
ダブルスタンダードや、論理的に整合性のない主張や行動は全く信用がおけない。政治家やコメンテーターでもよくありがちである。
グレタさんの演説が話題になった。これを聞き、「石炭火力発電は廃止するべき!」と考えた人もいただろう。
しかし、では原発を動かすのか?と言えば「原発反対!」であったりする。
現状、自然エネルギーだけでの社会活動は不可能である。火力発電の反対は、実質的に原発の推進か、江戸以前の生活へ戻ることのどちらかに他ならない。
理想論だけでなく、現実的な面から社会運動を見ていかなければならないと思う。
・北海道のIRの誘致が見送りになりました。
(今回は汚職の件は特に触れません。)
環境アセス等の時間が申請に間に合わないというのが主な理由のようです。
前知事はこれまで何をやっていたのでしょうか?とも思いますが、言いたいことはこれではなく、
「ギャンブル依存症のおそれ」を理由に反対していた活動家や議員たちについてです。
私は札幌で司法書士をやっていた時代、債務整理や破産民事再生ヤミ金の業務をメインに扱っていました。
ギャンブル依存症の方も多くいて、裁判所がギャンブルでの負債を理由に破産免責を認めないとき、反省文と共に依存症の診断書をもらえないか色々動いたこともあります。
当然、借金の原因となったギャンブルとはカジノではありません、パチンコです。
現在、ギャンブル依存症を生んでいるのは、駅前にも乱立しているパチンコ店です。
カジノをギャンブル依存で反対していた人たちは、日ごろパチンコに何か物申しているのでしょうか?
3点方式という警察と業者の癒着に何も言わず、ただ票目当てにカジノ反対をしていただけなら、全く筋が通っていないと思います。
【表現の自由】
私はとても表現の自由を重視しています。
しかし、最近「表現の自由」を自分たちの主張に都合のいいときにだけ使い、都合の悪い表現にはヘイトや差別といったレッテルを貼る。
そんな使われ方をしているような気がして腹立たしいです。
自分たちに都合の良い主張をするための自由ではなく、自分たちに都合の悪い表現・主張も全て発表させたうえで堂々と批判できることが表現の自由なのです。
余談1 発電所
私は石炭火力発電を新設して、国産燃料の割合を増やしていくべきだと思っています。
石炭火力も技術力が向上し、昔よりずっとクリーンになっています。石炭火力の技術を高め、二酸化炭素の封じ込めの技術開発も進めていくことが最も現実的な中でエコな発電方法だと思っています。
ちなみに、原発は多分大多数の皆様と違う理由で反対です。高いからです。
安い電気なのではないか?と思うかもしれません、発電までは安いかもしれませんが、潜在リスクをお金に換算したとき、将来的な負担をお金に換算したとき、数千年にわたる処分費、これらを考えたとき一番「高い」と思うのです。安さを享受できるのは今の世代だけで、数千年後まで負担させる発電方法は、「安い」とは考えられません。将来への高いツケです。
余談2 IR
マカオへ行ったときカジノをやったことがあります。
カジノとホテル街が一体となったゴージャスな雰囲気は好きです。日本にできたら行くと思います。
しかし、日本でああいうキラキラギラギラのカジノを真似する必要はあるのでしょうか?
中国の企業が参入を目論んでワイロという話もありましたが、外国の真似ではなく日本独自のIRというものを考えてもいいのでは?
時代劇に出てくる「賭博場」みたいな雰囲気のほうが日本らしくていいような
麻雀とかやりたいですね。
あとはゲーム大国ということで、eスポーツカジノとかさ。
地元の利益にならず、外資が利益を全て持っていくようなIRだけは、北海道に限らずどの地域でもやめてほしいところです。
それでは、皆様健康に気を付けて新年をお過ごしください。
(文体がところどころ違うのは、思いついてメモ帳に書き溜めていたときの気分によるものです。)