こんにちは、夕張市議会議員今川和哉です。
夕張市も正月が明けまして先週からは日常の業務に戻っています。まだまだ新年の行事はありますが。
1月6日には夕張商工会議所の新年交礼会がありました。この新年交礼会は、夕張市の主要団体の皆様と多数お話ができる一年に一度の機会なので結構楽しみにして毎年参加しております。
夕張商工会議所は私も事業者として参加していますが、会員の減少も激しく大変な状況です。そんな中、夕張の経営者の中ではかなり若手の中島社長(北宝建設)がこの度は会議所の会頭となり、困難な状況にある地元商工業の一助となることを期待するところです。
明日は夕張市消防の出初式・紅葉山消防団の祝賀会、夕張成人祭に出席する予定です。
さて、最近ニュースやらを見ていて思ったことを書いていきましょう。
・地方の兼業に政府が交通費支援
>政府は2020年度に、東京圏に住みながら地方で兼業や副業をする人に交通費を支援する制度を始める。
>交通費が往復で1万円を超える場合、国と地方自治体がその半分を兼業や副業先の企業に助成する。
これ、地方創生に名を借りた特定の交通事業者支援にしかならないですよね。
そもそも、東京圏から毎週末行けるような比較的交通の利便性が良い範囲の地域にしか恩恵がないでしょうし、何を狙っているのかよくわからないです。
・立憲民主党と国民民主党の合併協議
いい加減にしてほしいところです。もう野党共闘とかいう「政権を取る気がない無責任政党議員の就職活動」をやめませんか?
「野党利権」というものがあると思っています。現政権を主語にしたアンチ的活動で一定の票を稼いで政策論争なく自分の議席と議員報酬を確保する野党議員のことです。
日本には本気で政権を取りに行く野党がでてこなければなりません、政権をとったときの体制や政策までイメージできる野党が誕生してほしいと願っています。
政権をとったときにどういった政治を行うかを現実的に主張できない今の野党は、自分達の議席を確保するだけの野党利権でしかなく実質自民党の支援組織と何ら変わりません。
主張や政策の全く異なる政党同士の共闘なんてものは、政権をとったあと何をするか本人たちにもわかっているわけがない。
そういう意味で野党共闘は「政権を取る気がない無責任政党の議員就職活動」としか見ることができません。
このさい立憲民主党が共産党と合併するならわかりますが、国民民主党にはどうにか責任ある野党の路線を行ってほしいと期待するところです。
・ゴーン
保釈中の逃亡が許されることではないのは当然なので特に述べませんが・・・
今まであまり公に議論されてこなかった日本の司法の問題点を改善するいいきっかけになるのかもしれないと期待しています。
取り調べの録音や弁護士の立ち合い、長期間の拘留と推定有罪のような被疑者の扱いの問題、裁判官と検察官の仲良し出来レースのような裁判
有名人が発信したことで、こういった日本の刑事司法制度の悪癖に陽が当たり議論が盛り上がったらそれは良いことです。
ゴーン氏はこの問題点を指摘しただけでなく、ついでに出入国管理や保釈制度の問題点と脆弱性をある意味身をもって証明してくれました。
逃亡は許されませんがバグチェッカーとして働いてくれたようなものです。是非とも制度改善に今後役立てていかなければなりません。
・香川県のネット・ゲーム依存症対策条例素案
どうやら、素案によるとゲームは1日1時間に規制されるそうです。
こんな時代遅れの議論が出てくるのは議員の高齢化の一面でしょうかね、若者が投票にいかないと政策で高齢者が優遇されるというだけでなく、こういったわけのわからない条例まで出てくるということでしょうか。若者は選挙に行きましょうね。