選挙カーでの連呼をやめてみました

統一地方選を終えて

2019年夕張市議会議員選挙に立候補しました。
4月21日の投開票にて当選させていただいたところです。本当にありがとうございました。

今回の選挙戦では、
「選挙カーでの名前連呼」はしない
「投票依頼の電話かけ」もしない

という方針をとってみました。
ですので、選挙カーには看板やスピーカーの積載をしませんでした。
選挙事務所にも常駐人員は配置していません。

今回の選挙については、後援会でも選対組織のようなものを作らず、元々特定の組織の支援もないため、少人数での選挙運動となりました。

選挙期間中は、ウグイス嬢や運転手、運動員を雇用せず、自分の車を自分で運転し、ポスターを貼りながら、ハンドメガホンで街頭演説をする。という形で活動していました。
車にはずっと1人で乗っています。

名前の連呼ではなく街頭での数分ごとのお話のほか、ビラやハガキ、インターネットで政策を伝えることに努め、「若者や組織をもたない人でも選挙戦を戦っていけるスタイルを模索してみよう」という狙いもありました。

公費も、ポスターハガキと燃料以外は使わずに済みます。
(夕張市の場合はビラが自費となります)
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実際このやり方が今回の票数にどう影響したかはわかりませんが、
「選挙出てないのかと思った」「家から出ないから聞こえないと意味がない」
「頑張って名前を叫んでいる候補に失礼」「静かすぎて来てるのがわからない」

という反応はいただきました。地域柄はあるのでしょう。
「ポスター以外で誰が出ているかを知れるのは、地域に選挙カーが来たときだけ」
という市民の事情も理解できます。この場合、通る選挙カーからは名前を連呼しててくれたほうが、誰が来たかがわかって一番良いのです。

一方「名前の連呼は意味がなく単にうるさい」
「赤ちゃんが起きてしまう」「夜勤で寝ているのに」
と思う有権者から仮に支持があっても、その支持は消極的になりがちで、票や支援にはなりにくいものなのだろうとは感じました。(あの人は連呼してないから投票しよう!応援する!は少ないでしょう)

政策能力や議会中の活動といったものがほぼ評価されることがないこのナンセンスな選挙というシステムに一石を投じようという思いはありましたが、現状の法律システムでは組織力と名前の連呼が中心になってしまうのは仕方がないかと思いますね。
(法律により、走行中の選挙カーは連呼しかできません。)
この国の選挙は、時代後れの公職選挙法によってこのような型にはめ込まれてしまっているところがあります。

都市部では、自転車や街頭活動のみといった型にはまらない選挙活動も増えてきているようですが、
人の集まる場所はあまりない、広大な北海道のマチの選挙では、型にはまらないことの難しさも感じました。

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ともかく、議員としてももう4年間働くことができますので、これからも今まで通り、
常識にとらわれることなく、従来の型にはまらない新しい世代としての活動を続けていきたいと思います。

夕張市議会議員 今川和哉